ホームレスなのに巨乳女の人妻と不倫

錬金術の成功が続き、ホームレスにしては財布がホクホクだった春のある日。

スロットの調子が悪く、少しイライラしていた私は、普段あまり吸わない

タバコに火をつけ、黙々とレバーを叩き続けていた。すると大当りより先に、

とんでもなく巨乳で、私好みの顔をした女性が隣に座ってきた。

台に集中したいのだが、とにかく胸が大きい。それでいてとんでもなく

良い香水を使っている。私の視覚と嗅覚は完全にマヒしていた。

 

集中力のない状態でも、待望の大当りをゲットすることができ、

プラマイゼロのラインまで取り戻すことができた。隣の巨乳は、携帯を

いじりながら、たいして興味無さそうにスロットを打ち続けている。

私の台は設定が悪く、取り戻せただけでも奇跡的。このまま打ち続ければ

マイナスになることはおそらく確実だった。しかし、巨乳を目と鼻で

味わえる特等席を、離れるという選択肢は私にはなかった。

何かチャンスがないのか・・・早くチャンスが来なければ、私の資金が

底を尽きてしまう。チャンスは待つんじゃない、作り出すんだ!

これは私が勝手に作った言葉だが、当時の私は“当たって砕けろ”の精神で、

とにかく女性にためらいなく声をかけることができた。この巨乳とは再び

出会えるかも分からない。後悔先に勃たず!

 

私「すみません!」(パチンコ店内なので耳元で大きめに声をかける)

巨乳女「???」(少し不思議そうにこっちを見てくれる)

私「すごいオッパイですね!」(大勝負に出る)

巨乳女「???」(かなり困惑して目を泳がせる)

私「スロット負けたけど、お姉さんのおかげで、なんか・・・勝った気分です!」

巨乳女「・・・フッ」(あきれた様子で少し笑う)

 

ナンパ成功の定義は人それぞれだが、私は会話が成立し、こちらの

ジョークに反応してくれた時点で、それはもう“成功”とみなしている。

コミュニケーションさえ取れれば、あとはそれを進めていき、最終的に

同じベッドや同じお墓に入るだけなのだ。この女性はKという名前で、

私の8個ほど年上の女性だった。大きなオッパイを見せてもらった

お礼に食事をご馳走させてほしいという、律儀で破天荒な私のアプローチを

快く受け入れてくれ、近くの焼肉店に向かった。2時間ほど食事をし、

会計に向かうと「もう、払っておいたよ」とKに言われた。

 

私「俺がご馳走しないといけないのに・・・」

K「こんなおばさんにお金使うんじゃない!」Kは全然おばさんには見えない。

オッパイだって張りがありそうだし、オッパイだって垂れていない。

何といってもオッパイがしっかりとしており、とにかくおばさんではない。

私「じゃあ、飲みに行きません?」K「飲酒運転はしませーん!」

私「じゃあ、Kさんの家の近くで飲みましょうよ!そこは絶対ご馳走します!」

K「家には入れれないからね?」正直、家に入れると思っていた。

しかしKは先手を打ってきた。こんなワガママボディを持っているのだから、

数々の男からアプローチされてきたのだろう。私の小手先のジャブは、

Kのオッパイに弾き飛ばされた。

 

私「いやいやいや!家はどの辺なんですか?」K「〇〇の近く。」

私「じゃあ〇〇(カラオケチェーン店)近いから行きましょう!」

そしてKは家に車を置き、2人でカラオケに入った。飲み放題で

入ったのだが、Kは物凄いペースでピーチ系のお酒を飲み干していく。

私「Kさんはなんで着いてきてくれたんですか?」

K「えー、いきなりオッパイの話してくる人とかいないから!」

私「だって、めちゃくちゃ良いオッパイですよ!」K「・・・・・・触ってみる?」

 

後に私はこのカラオケ店で働き、副店長となる。カラオケ店では

“部屋でHする男女”というのが必ず現れ、とても迷惑で嫌な気持ちになる。

副店長の私は、そういったカップルをドアのガラス越しに見つけては追い出し、

カラオケ店の平和を守っていた。何をするにも“TPO”は大事であり、

然るべきタイミング・然るべき場所で・然るべき相手とHはするものである。

 

3回目の発射を終えた頃に、延長の有無を尋ねるコールが鳴った。

下半身は生まれたままの姿で私はコールに出た。上半身も生まれたままの

姿のKが「旦那ヤバいからもう帰るー!」と着替え始めた。

なにかサラッととんでもないことを言われ、私は部屋を出る旨を店員に伝えた。

私「結婚してるんですか?」K「うん、だからもう帰るよ!

絶対くれないだろうけど、一応連絡先交換しよ!」そういうとKはアドレスを

書いた紙と、3万円を置いて駆け足で部屋を出て行ってしまった。

私は、こんなに都合の良い話があるのかと呆気にとられながら、

その3万円を財布にしまった。早速その日のうちにメールはしたが、

返事が来たのは次の日で、夜にKの奢りでラブホテルに行き、朝まで

人妻攻略に挑戦した。Kは必ず帰りに1万円以上くれ、「お金はあるから」と

口癖のように呟いていた。

 

顔も好みで、とんでもない巨乳。体の相性も良くて、とんでもない巨乳。

お金も持っており、旦那がいるため執着もされない、それでいてなんと、

とんでもない巨乳なのだから、私はKの“ヒモ”状態になってしまった。

このKとの出会いが、私の人生を大きく大きく狂わせるのだがそれはまだまだ先の話である。