高校生の時は外見が最悪だったのに6年後は美人に変貌
Bは同じ年で、市内で一番の進学校に通っていた。
送られた写メはとても色白で、かわいらしい顔をしているように見えた。
2週間ほどのメールでアポを取り、お互いの高校の真ん中あたりにある
ミスタードーナツで初めて会うこととなったが、そこに現れたのは、
パーツはとても整っているのだが、配置に少しトラブルを抱えており
非常に余白の多い顔をした女性だった。
実家が歯医者で、お小遣いをたくさんもらっているようで、
ミスタードーナツはご馳走してもらったが、私のイチモツは一切
反応しなかった。私も、イチモツがどうしようもなく寂しい日には、
このBを相手にしようか・・・とも考えたが、何度考えてもBの顔は
イチモツを奮い立たせるには至らず、3回ほど会ったときに告白されたが、
丁寧にお断りさせていただき、その後は連絡を取らなくなった。
約6年くらいたち、私は全く別の女性と市内のイオンでデートしていた時、
当時オープンしたてのフレッシュジュース専門店でドリンクを買おうと
した時だった。「久しぶり。」ジュースに入れる果物を選んでいた私に、
ショーケース越しに話しかけてきたのは、髪の毛を明るく染め、
驚くほどダイエットに成功し、整ったパーツがバランスよく配置され、
誰が見ても“美人”になったBだった。
ジュース屋の店員の制服はとても可愛くて、変貌したBのかわいらしさを
より一層引き立てていた。間違いなく、私がデートしていた女性よりも
美人だったので、私は何とも言えない歯がゆさを感じながら、Bから
バナナジュースを受け取った。それ以降私は、女性を第一印象だけで
判断せず、将来性を考慮してから、じっくりと判断することにしている。