2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧
いろいろ、あった末、私は身辺を整理し、一度実家に帰った。 大学の卒業は絶望的で、退学することを考えていた。カラオケで 売り上げを驚異的に伸ばした実績が評価され、カラオケの機材を 搬入していた営業マンのツテで、大手機械メーカーの営業として 就職…
Kのヒモを続け、容姿はどんどんと派手になり、相変わらず家は無いものの、 男友達の家も転々としながら、春を迎えることができた。 大学は春休みも長く、男友達は帰省してしまう。たしかその日はKと オープンしたてのラブホテルに泊まり、朝方に旦那に怪しま…
私は約1年間のホームレス生活を終え、女性とのセッションは 相変わらずなものの、会社に就職し、結婚し、家を建て、 二児の父親となることができた。当たり前の日々を送る中で、 ホームレスの方の事が気になり、ネットなどで色々と調べ、 前述したようにホー…
常に周りの視線が気になっていたホームレス時代 どうしようもない劣等感から、自分に向けられる視線の すべてに“懐疑”や“軽蔑”を感じ、ターゲットの女性以外には、 あまり視界に入らないようにさえしていた。 何日も同じ施設に行くのは避け、自分がホームレ…
一般的にホームレスの収入源と言えば、空き缶拾いやゴミ箱からの 廃品回収などがイメージされるが、私は“ナンパ”で生計を立てていた。 10月から4月頃までの北海道で野宿をすれば、それは間違いなく“死”を 意識することとなる。夏場でも朝方はぐっと気温が下…
私は“イケメン”と言われた経験がほとんどない。 ただ、自分でも不思議なくらい、女性とのご縁は多く、モテるか、 モテないかで言えば・・・間違いなく後者だろう。 しかし、ファッションや髪形などに気を使ったことはほとんどなく、 歴代の彼女達が買い与えてく…
約5年にわたる交際にピリオドが打たれ、私は彼女の家から追い出された。 北海道の11月はすこぶる寒い。日中は滅多に行かなかった大学で時間を潰し、 夜の寝床を考えていた。呼べば泊めてくれるような女性は何名かいたが、 都合よく毎日は見つからない。自堕…
私の実家は大学から2時間ほど離れた田舎にあった。 大学合格時に一人暮らしも考えたが、高校時代から交際していた彼女が就職し、 私のために大学の近くにアパートを借りてくれることとなったので、そこで同棲を することとなった。私の実家には父親がいなく…
こんにちわ!7兎です。 10月に Amazon Kindleで出版した20歳の国公立大ホームレスの著者 真田幸村さんの第2弾 無料出会い系サイトの天国と地獄 ~100人斬りの黙示録~ 99円という格安価格帯にも拘らずまだ1冊も売れていません。 その理由として考えられる事…