“アウト”の女達でも妥協は必要

出会い系サイトで出会える女性が、自分の好みであることは

ほとんどない。ただ、100人斬りを達成するためには多少の

毒も飲み込む必要がある。選り好みしていれば、経験人数は

ここまで増えない。なので出会った女性とは基本的に結果を

出すのが私のモットーだった。写メ交換が一般化してくると

絶対に抱けないレベルの女性はある程度判断できたのだが、

それでも撮影技術次第で全くの別人となる女性もたくさんいた。

 

ある女性は、メイプル超合金の金髪じゃない方にそっくりないで

立ちで待ち合わせ場所のコンビニに現れ、24時間営業の

コインランドリーで「ここでしよっか」とアプローチされ、

おっぱいだけ触ってから「ヤバい、バイト先に財布忘れた!」

と言って全速力で脱出した。100kgを優に超えるその体を

満足させる自信が、私にはなかった。また、ある女性は80kg級で

ギリギリ抱けるレベルだった。さっさと済ませようと、これまた

24時間営業の漫画喫茶に入店。ペアシートで優しく胸を触り、

声を出してはいけないという背徳感のみでイチモツを燃え

上がらせようとした。

 

しかし、一向に硬くならないイチモツに業を煮やし、その女性に

キスをしようとしたその時・・・その女性の鼻から飛び出た2本の

可愛らしい鼻毛が、胸を触られ荒ぶる呼吸とともにそよいでいた。

「鼻毛出てる!」と思わず口に出してしまい、胸を触っていた

手を引っ込め、ジュースを取りに行くふりをしてそのまま

自分の会計を済ませて帰った。※漫画喫茶でこのような行為を

することは違法です。

 

多少、外観に難はあっても、“清潔感”があれば私はイケた。

数少ない“絶対無理”な女性はこのように、鼻毛が出ていたり、

歯がほとんど無かったり、髪の毛が脂ぎっていたり・・・

そのような女性とは結局関係を持てないことが多かった。

10年以上経ち、私自身の加齢臭も気になる年齢となった。

家庭もあるので、出会い系サイトを使うことは二度とない

だろうが、今なら私が“アウト”になってしまうのか・・・と、

白髪交じりの鼻毛を抜きながらしみじみ感じる今日この頃だ。